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zoom RSS 映画レビューその241 「SAW3」

<<   作成日時 : 2007/03/19 22:48   >>

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「SAW3」
 (SAWV)
 
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・製作年/国 2006年/アメリカ
・監督 ダーレン・リン・バウズマン
・男優 トビン・ベル、アンガス・マクファーデン
・女優 ショウニー・スミス、ディナ・メイヤー

・評価 ★★★★★★★☆☆☆ (7.5点/10点満点) 
・ジャンル サスペンス
・オフィシャルサイト http://saw-3.jp/

 
・あらすじ

 女刑事ケリー(ディナ・メイヤー)は、小学校でおこった殺人現場に呼び出される。鎖に繋がれた死体は爆弾で飛び散っていた。死体が行方不明となっていたエリック刑事ではなかったことに、ケリーは胸をなでおろす。でも、ジグソウ(トビン・ベル)はもう動けないはずなのに、これらの仕掛けはいったい誰がやったのか?しかも、今までのジグソウのパターンとは違うようだ。その日の夜、ケリーは何者かに拉致され、気が付くと、どこかの地下室に監禁されていた…。新たなゲームが、スタートしたのだろうか?


・感想

 「SAW」、「SAW2」に続く、SAWシリーズ3作目。監督は「SAW2」に引き続き、ダーレン・リン・バウズマン。ジグソウ役は「ザ・シークレット・サービス」、「クイック&デッド」などに出演のトビン・ベル。ジェフ役は「ブレイブハート」、「クレイドル・ウィル・ロック」などのアンガス・マクファデン。


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 相変わらず痛い映画です(笑)。いや、グロさで言うとむしろシリーズ最高でしたね。ただ、この映画のミソはグロい描写にあるのではなく、飽くまでもジグソウのゲームによって問われる人間心理にあると思うので、これはちょっと、間違った方向に進化している気がしないでもないのですが・・・。

 ではでは、以下はネタバレ感想(反転させてお読み下さい)。


 まず、今回のジグソウのテーマは「赦し」ですね。最愛の息子をひき逃げ事件でなくし、途方に暮れていたジェフに、ジグソウは復讐と赦しの機会を同時にゲームで与えます。第一の部屋には息子の事故の唯一の証人でありながら、裁判で証言をしなかった女性ダニカ。第二の部屋には、息子の事件の裁判を担当し、ひき逃げした犯人に6ヶ月という軽い罰しか与えなかったハルディン判事。第三の部屋には、最愛の息子を奪った、ひき逃げ犯のティムが、それぞれジグソウの作った拷問の装置にかかっている状態。その装置を止めることが出来るのは、ジェフの行動次第ですので、彼らの命は、ジェフが彼らを許せるかどうか?にかかっているというわけですね。


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 で、この「赦し」というのは、実はジグソウの弟子・アマンダに対するゲームのテーマにもつながっているわけで。ジグソウの意図とは異なり、暴走を始めるアマンダが、ちゃんとルールを守ってゲームを行えるか?ゲームをクリアしたリンの生存を赦せるか?というゲームにも関わってくるわけです。ジグソウの制止を聞かずに、最終的にはリンを殺してしまうアマンダ。その部屋に入ってくるジェフ。瀕死のリンに駆け寄るジェフは、実はリンの夫で、リンの死に激怒したジェフは、アマンダへの死の引き金を引くトリガーとなっていて・・・といった仕組みは、SAWの本領発揮といったところですな。

 そして、それ以上に本作で僕が一番「やられた!」と思ったのが、「1」でのゴードンとアダムへのゲームにも、アマンダが加担していたっていう点。「1」を製作した時点では、きっとそこまで考えていたわけではないと思うんですけどね。それでも「1」を見た人間が、「単独犯じゃあここまで手の込んだことできねえだろう〜」と言っているのを耳にして、逆手に取ったかのような(笑)、見事なやり方だと思いました。ジグソウに至っては、筋肉弛緩剤(?)みたいな注射まで打つ用意周到ぶりで(笑)。

 でも、残念だったのは冒頭にも述べた通り、シリーズを重ねるに従って、残酷な描写に頼りすぎるようになってる、って点ですかね。シリーズ通じて「痛い」映画には変わりないのですが(笑)、1ではゴードン先生の足首切断シーンとか、実際には映像で見せてなかったですからね。それでも心理的に、十分「痛み」を肌で感じることが出来た。


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 そこらへんが、「3」では足の骨ボキバキシーンから、頭蓋骨にドリル穴あけシーンまで、全部丸見せですからねえ(苦笑)。ここはひとつ、(4、5も作られるとのことですので)次回作以降は原点に戻り、スクリプトとトリックで純粋に勝負する作品を作って欲しいですな。この3作を見る限り、このクリエイターは十分その才能を備えているわけですし。


 まあ、なんだかんだ言いつつも、「SAW」、「SAW2」と見てきた方であれば見逃せない作品で、後半のネタばらしは、SAWシリーズのクオリティを十分に感じさせる出来ではあります。1,2での作品単品での穴を、シリーズ通して補完していっちゃう手腕にも脱帽!

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